施工図部

おしごと紹介

施工図とは、設計図を基に作成し、現場の作業員(職人)が施工するために重要な図面です。
また、図面には、施工に必要な実際の設備機器・使用材料・部品等、細かな情報を記載して、
1㎜単位の納まりを考慮した図面です。
上記のことを簡単に例えると、模型やプラモデル・ブロック玩具等を作るときに必要な組み立て説明書のようなものです。


ダクト・配管図

ダクト・配管図作成後の様子です。
こちらの例は、事務所を想定した図面で、
天井内にはたくさんのダクト・配管を敷き詰めています。


トイレ詳細図

トイレ詳細図作成後の様子です。
便器・手洗い器などの裏側の様子もわかります。
実際には、動画のような配管が施されていて、狭いスペースに納まりを考えるのはとても大変です。


機械室詳細図

建物には、機械室という部屋が存在します。
一般の方が見ることは、ほとんどない場所です。
そんな機械室は、建物の「心臓」のような役割を果たしており、
皆さんが快適に過ごすために欠かせない、重要な部屋です。
ダクト・配管が縦横無尽に走っている様子が、機械好きには魅力的ですね。


使用ソフト

図面作成ソフト

CADwe'll Tfas
CADwe'll Linx
Rebro
AutoCAD


ピックアップ

  • 鉄骨梁スリーブ検討(衛生) 天井内の納まりを検討する際に、梁を貫通しなければ納まらない箇所が多々あります。
    その為、梁という構造体に穴を開けるための検討が必要になります。
    穴を開けられる範囲はある程度制限されており、
    構造図に記されたスリーブの要領を厳守して検討していきます。
  • 天井内ダクト・配管納まり検討(空調) 天井内で構造体・ダクト・配管等が干渉しないように作図します。
  • ダクト・配管とは ダクトとは、気体を運ぶ管です。
    形状は、角(四角)、丸の二種類に分かれ、画像は丸ダクトです。
    配管とは、気体や液体など流体を運ぶ管です。
    給水管・排水管・ガス管等、用途は様々です。
  • 機械室の様子 機械室には大きなダクト・配管があります。
    大きいバルブの迫力には圧倒されます。
  • デスク周りの様子 モニターを2台活用しながら図面等を作成します。
    1台は、作図する画面。
    もう1台は、設計図や資料等を表示するために使います。